咳と痰について
咳は気道の刺激物を取り除こうとする防御的な反応です。痰は、気道の様々な場所から排出されるもので、粘膜の炎症やうっ血、異物などによって出ます。乾いた咳が出る場合は、扁桃炎や気管支炎などが良くあります。湿ったせきは、風邪や気管支炎の事が多く、また、肺炎や結核なども同様のせきになります。痰を伴わない乾いたせきの場合は、出来るだけ抑えるようにしましょう。咳を多くすると、血圧や肺に良くありません。痰が出る場合は、必ず紙にとり、その紙はビニール袋などに入れてまとめて捨てます。痰の中には多くの菌が含まれている可能性が有りますので、痰は飲み込まないようにしましょう。痰が多く出ると、水分やタンパク質が失われます。水分が不足すると、痰に粘りが出て、とれにくくなりますので水分を補給します。この時飲むのは水よりポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツドリンクの方が吸収されやすいのでおすすめです。